メディカルフィットネス構想


代表取締役社長
小林 眞

 わが国の高齢化社会はますます顕著化しており、なんら有効な対策もないままに推移するならば、国自体の老齢化を迎えることは間違いのないところです。厚生労働省はQOL(質の高い生活)を提唱していますが、健康問題は官民を問わず、国を挙げて対応を考えなければならない時期にきています。
おりしもわが国は経済面においても大きく変化の波を受けようとしています。昨年来団塊の世代が定年を迎えつつあります。企業の定年年齢の引き上げや、定年者の再雇用も必要ですが、しかし高齢者の健康管理は年金や医療費など国の財政を圧迫することは目に見えている現在、重要な課題であろうと思います。
とりもなおさず、予防医学の役割は高齢化社会の中で、ますます重要度を増しています。
現在、病院や医師は高齢者や生活習慣病の予備軍に対して一定の生活指導や運動の推奨を行っているものの、あくまでもアドバイスであり患者に対しての治療とはくらうべくもありません。また対処すべく有効な施設や設備がないのも現状です。
患者やその予備軍に対してなんとなく運動は薦めるものの、確立された運動療法というものはなく、具体的に目的を持った指導やイビデンスが確立されていませんし、運動療法のライセンスをもった医師も事実上いないというのが現状です。
そこで私たちは『メディカルフィットネス』構想を作り上げました。


メディカルフィットネスジム


  1. 目的
    • 生活習慣病の予備軍および患者のための検査、体力測定、生活指導、訓練、改善、治療のための施設であり、入館者の検査や体力測定を行いその結果を電子カルテに登録する。
    • 一人一人の症状やホメオスタシーに応じて、機能訓練、フィットネス、食事療法(滞在型)治療や教育を施すとともに、その時系列的な成果と経緯をデータとして採集して、以後の治療に生かすものとする。
    • 医師の指導とトレーニングの推移を見ながら、効果的な運動療法の模索、新しいトレーニング器具、および検査機器の開発を行う。
  2. 概要
    • メディカル部門、フィットネス部門でクライアントの健康状態・体力状況を検査、測定する。
    • 結果はデジタルカルテ(MFカルテ)化し、サーバ(MFサーバ)に保存し、クライアントにはICカードを発行する。
    • MFカルテをもとにメディカル部門から治療、生活指導メニュー、フィットネス部門から機能訓練、フィットネスメニュー、アメニティ部門から食事療法(滞在型)メニューを提示する。
    • クライアントは各メニューを消化し、その時系列的な成果と経緯をデータとして採集(MFカルテに追記)し、以後の治療に活かす。

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